ニーパのwoodegg(ウッドエッグ)日記

宮城の日常あれこれ

家を建てる必要性③

不動産の資産価値から考えてみます。

 

色々調べてみると、現在の不動産取引の現状は、20年ほどで価値がゼロになるという仕組みのようです。もちろん、色々な方法で、価値を下げない工夫はありそうですが、お金を掛けなければ下がるだけです。

欧米では、古いものほど価値が上がるようになっています。文化の違いでしょうか?

日本人も、本来、古いものに価値を見出してきたと思うのですが、戦後の高度成長期の、とにかく量を建てるという方針が、古くなると劣化するだけの材料を使って効率良く建てた、粗悪な住宅を大量生産してしまったのでしょうか?

 

土地も、どんどん価値が上がるバブル期と違い、東京などの大都市の、本当に良い立地しか上がりません。地方の土地は、良くて現状維持です。人口や世帯が少なくなっていくので当然ですが。

むしろ下がる事の方が多いのではないでしょうか?

 

ということは、普通に考えて、一部の大都市を除き、家を建てても、資産価値はほとんど無くなると考えられます。

いくら家賃がもったいないからといって、家を建てることで支払う、住宅ローンの利息や手続きのための諸費用、保険、税金などを合計した金額と最後に残る資産価値は見合うのでしょうか?

 

結局なぜ家を建てるか?

自分たちなりの価値を見出さなければ、家を建てることは、あまり得策でないような気がします。